フリーマーケットアプリ
休みの日なんかに会場内の場所を借りて簡易的なお店を出しモノを販売するというフリーマーケット(フリマ)。これをWEB上で実現(出店)できてしまうのがメルカリなのです。
実際のフリマでは、出店場所の確保、モノの移動、店番、会計などをすべてしなければなりませんが、メルカリではこれらが自動といってもよいでしょう。
ヤフオクなどのオークションサービスは値段が上がっていく方式であるため即落札されない限り、値段が確定し売れるまで時間がかかります。
対してメルカリは自分が値段を設定する(値引き交渉の結果、下げることはあり得ますが)ため売れるまでのスパンが短くなります。
メルカリのコスト
出品しているだけなら0すなわち維持費はかかりません。
モノが売れて初めてコストが発生します。現実には販売価格から相殺されるという形です。
具体的なコストは、出品手数料(出品価格の10%)と送料(出品者負担にしている場合)です。
最低出品価格設定は300円ですので、その場合を例に挙げてみましょう。
出品手数料は10%なので30円です。あとは郵送方法によって利益が変わってきます。
・定形郵便(~25g) = 82円 ⇒利益188円(利益率 約63%)
・定形郵便(~50g) = 92円 ⇒利益178円(利益率 約59%)
・定形外郵便(~50g)=120円 ⇒利益150円(利益率 約50%)
・ゆうメール =180円 ⇒利益 90円(利益率 約30%)
・ネコポス =195円 ⇒利益 75円(利益率 約25%)
大きさ、重さを勘案して一番送料が安いものを選ぶのが利益確保のためには必要です。特に出品価格が安い場合は、送料のインパクトが大きいです。
書籍を出品してみたら...
みなさんも自宅に読まなくなった本や雑誌ありますよね。
某中古書籍販売買取チェーン店に持って行き査定してもらったら「10円」の本。美品だけど10年前くらいに発売されたモノだったから安い値段がついてしまいました。さすがに眉間にシワが寄りました。颯爽と買取を断り店を後にしましたが...
数か月後にメルカリを始め、その本(定価 税込1620円)を出品すると798円で売れました。コストを差し引いても500円以上の利益です。本を売りに行く手間もかからないですし、すごくうれしかったです。確かに出品してすぐに売れるとは限りませんが、放っておけばいいだけなのでとても楽です。